【根管治療の大切さ】

blog【根管治療の大切さ】

2020.01.06

虫歯でボロボロになってしまった歯でも根管治療を行うことで保存でき、もともとあった歯と同じく咬む力に耐えながく機能することができます。言い換えれば根管治療が、自分の歯を抜かずに使い続けるための最後の手段なのです。

根管治療をするにあたり、根の形は非常に複雑な形態をしており裸眼での治療には限界があります。でも、歯科用大型顕微鏡であるマイクロスコープを使うことで、根の奥深くまで鮮明に見ることができます。CT撮影で得た情報を元に、根尖病変の原因である神経や感染歯質の取り残しがないように慎重に治療を行います。根管治療の考え方からすれば、歯を抜かず『歯を残す』ということがとても大切なのです。歯を抜くことは簡単ですが、まずは抜かずに根管治療で1本でも多く自分の歯を残すことを考えませんか。ですので、根管治療中は途中で通院をやめずに通院していただきたく思います。

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