歯並びが悪くなる原因は、遺伝などの先天的な要因だけではなく、顎の発育不良や虫歯・歯周病、指しゃぶりなどの悪い癖による後天的な要因があります。
実は遺伝が歯並びに持つ影響力は2~5%程度と言われており、癖や習慣による後天的な原因の方が不正咬合になる影響が多いと考えられております。
お口の中にはスポットと呼ばれる舌を置く位置があり、舌は常にスポットにあり、これが正しい舌の位置です。
しかし、口呼吸のお子様は口で息をするために舌の位置が低い位置にきたり、前の方に来るようになり歯にもたれかかって力をかけてしまい、歯並びが悪くなってしまいます。
このような癖が原因で起こる歯並びが悪くなるケースはとても多く、大人になってからだとなかなか直すのには大変で時間がかかってしまいます。
口呼吸には、歯並び悪くする以外にも、様々な悪影響があります。
悪影響
01口呼吸がクセになっているとお口の中が乾燥します。
お口が乾燥すると、唾液の量が減り、唾液の持つ自浄作用や抗菌作用が作用せず、口腔内に細菌が繁殖します。この細菌が増える事で口臭の原因となります。
悪影響
02唾液には歯を硬くする再石灰化作用や、口の中の汚れを洗い流す作用や、抗菌物質によって、粘膜等を保護する作用や、細菌の繁殖を抑える作用などがあります。唾液が少なくなりこれらの機能が少なくなることで、虫歯菌が増殖し結果的に虫歯になりやすいお口になってしまいます。
悪影響
03鼻呼吸では鼻の粘膜や毛が空気中の雑菌やウイルスをカットするフィルターの役目を果たしますが、口呼吸では直接、乾いた冷たい空気が肺に入るため、風邪などの感染症にかかりやすくなります。
当院では、このような口呼吸などの歯並びを悪くする原因から取り除く治療を提案しております。
お子様の年齢は若いほど、改善できる可能性が高いため、当院では、お子様が小さいうちに行う早期治療を推奨しております。
歯が生え変わる前の乳歯の段階で矯正治療を行うことで、永久歯が生えるスペースを確保して歯を抜かずに矯正できる可能性があります。
歯を抜かずに矯正できれば、お子様の負担も抑えることが可能です。
子どものうちから矯正を始めることで、あごが正しく成長し、自然でよりきれいな歯並びに導くことができます。
あごが成長する子どもの時期に、かみ合わせが正しくないと、あご自体の成長に悪影響を及ぼし、歯並びが悪くなってしまいます。子どもの時にかみ合わせを改善することで、バランスのとれたゆがみの無いかみ合わせになります。
歯並びが悪いと、歯の隙間に歯垢が挟まりやすくなり、歯ブラシがうまくできずにそれが虫歯の原因となります。
良い歯並びはそれだけで虫歯を予防する効果があります。
また、定期的に歯科医院でメンテナンスを行うので、もし虫歯になっても早期で見つけることができます。
歯並びやかみ合わせは体のバランスにも深く影響してきます。
かみ合わせが悪いことで、全身のゆがみに関係し、ゆがみから姿勢などが悪くなり、大人になると偏頭痛・肩こり・疲労感などの慢性的な不調につながる場合もあります。
歯並び・かみ合わせは、長期的に見ても健康でいるために必須条件です。
お子様の
(乳歯のみの場合)
(歯ならびを育てる)
(乳歯と永久歯)
(歯ならびを育てる)
(あともどりを防ぐ)
Device
プレオルソとは、マウスピース型の装置です。
対象年齢は7歳くらいまでのお子様で、「歯を直接動かす」のではなく、歯並びを悪くしている原因(口の周りの筋肉)を改善することで「間接的に歯並びを改善」していく治療方法です。
特徴
01プレオルソは着脱可能な装置ですので、治療に伴うストレスや違和感を最小限に抑えることができます。
お口のケアがしやすく、虫歯のリスクも減少します。日中の1時間と就寝時に装着することで治療効果を発揮します。
特徴
02「歯並びが悪くなる原因」を根本から取り除く治療なので、治療が終わった後の後戻りの可能性が低くなります。
特徴
03治療が終わった後は、お口の環境が整いますので、新しく矯正治療が必要となった際も、治療期間が短くなり、治療効果も良いものが期待できます。
そのため、大人になってから矯正治療を始めるよりも、結果的に矯正にかかる費用を抑えることができます。
矯正の治療は「歯を動かす」というイメージが強いですが、拡大床装置は顎を広げることを目的としており、顎を広げることで歯が正しく並ぶスペースを確保することを目的とします。
子どもの骨は大人と比べて柔らかいため、拡大床装置を使うことで顎の正しい成長を促すことができます。
これによりきれいな歯並びと健全な咬み合わせに導きます。
インビザラインは、アメリカのアライン・テクノロジー社が開発したマウスピース型矯正装置で、成人矯正では世界中で大変人気がある装置です。お子様の矯正治療でも適応可能な「インビザライン・ファースト」が近年開発され当院でも導入している治療方法です。
「顎の大きさを広げる」ということと「歯並びをきれいに整える」ということを同時に行うことができるのが大きな特徴です。
従来の小児の矯正治療では、別々の時期に2度に分けて行っていたことを、インビザライン・ファーストは同時並行で治療することが可能です。
これにより、矯正治療の期間の削減や、治療費の負担が軽くなるのも大きなメリットと言えます。
一般的に矯正治療でイメージする歯にブラケットを装着し、ワイヤーの力で歯を動かしていく治療方法です。
永久歯がすべて生えそろっていればいつでもスタートできます。
治療期間は長くなりますが、顎の成長が完了している時期に行うため、歯の動きを予測しやすく、治療計画を立てやすいというメリットがあります。
Fee
当院では、矯正治療にかかる「検査料」「装置費用」「調整料」を治療費用にすべて含んだ、トータルフィーシステム(総額制)を採用しております。
治療期間が延びたりしても追加費用が発生することはなく治療開始前に矯正治療費の総額
をご提示し、ご納得いただいた上で治療を開始することができるのでとても安心です。
お支払い方法は、治療費用を分割払いができるデンタルローンを使用することが可能です。
インビザラインファースト:
495,000
お子様の
ご来院いただき、まずは問診票の記入や各種手続きを行っていただきます。
スタッフがお声がけするまで、お掛けになってお待ちください。
お子様の口腔内を、矯正歯科の専門ドクターがチェックさせて頂きます。
※虫歯等の症状がある場合は、そちらの治療を優先させて頂きます。
担当ドクターとの面談を行います。
ご質問やご要望等を伺い、おおよその治療期間とお見積もりをお出し致します。
無料相談終了後は、ご帰宅してお子様とじっくりご検討ください。
ご提示内容にご納得して頂きましたら、後日お電話にてご連絡ください。
その際に、『精密検査』のご予約をお願い致します。
矯正治療に入るにあたり、精密検査を行います。
型取りまで行い、いよいよ次回より治療を開始します。
Case
現在、フリーランスの矯正医として臨床現場などで活動中。
自身で矯正セミナー開講しています。
落ち着きある上質の空間で、来院された皆様を、スタッフが笑顔でお出迎えいたします。