blog夏にアイスがしみる、、、それ、「知覚過敏」かもしれません🍦
2026.07.27
「アイスを食べたら歯がキーン!」そんな経験はありませんか?

暑い日が続く夏。アイスクリームやかき氷、冷たいジュースなどを楽しむ機会が増えますよね。
そんなとき、「冷たいものを食べた瞬間に歯がキーンとしみる…」と感じたことはありませんか?
「虫歯かな?」と心配になる方も多いですが、実はその症状は知覚過敏が原因かもしれません。
知覚過敏は多くの方にみられる症状で、適切なケアや治療によって改善が期待できます。今回は、知覚過敏の原因や対策についてご紹介します。
知覚過敏とは?
歯の表面は「エナメル質」という硬い組織で覆われています。その内側には「象牙質(ぞうげしつ)」があり、さらにその奥には神経があります。
何らかの原因でエナメル質がすり減ったり、歯ぐきが下がって歯の根元が露出したりすると、象牙質が外からの刺激を受けやすくなります。
その結果、冷たいものや甘いもの、歯ブラシの刺激、冷たい風などが神経に伝わり、「キーン」としみる症状が現れます。
なぜ夏になると歯がしみやすいの?
夏は一年の中でも冷たい飲食物を口にする機会が増える季節です。
・アイスクリーム
・かき氷
・冷たいお茶やジュース
・炭酸飲料
・スポーツドリンク
普段は気づかなかった知覚過敏も、強い冷たさの刺激によって初めて症状が出ることがあります。
「夏だけ歯がしみる」という方も珍しくありません。
知覚過敏になる主な原因
① 歯みがきの力が強い
「しっかり磨かなきゃ!」という気持ちから、ゴシゴシ力を入れて磨いていませんか?
強いブラッシングはエナメル質を傷つけたり、歯ぐきを下げたりする原因になります。
毎日続けることだからこそ、優しく丁寧に磨くことが大切です。
② 歯ぎしり・食いしばり
寝ている間の歯ぎしりや、無意識の食いしばりは歯に大きな負担をかけます。
少しずつ歯がすり減ったり、目に見えない細かなヒビが入ったりすることで、知覚過敏が起こることがあります。
朝起きたときに顎が疲れている方は、歯ぎしりをしている可能性もあります。
③ 歯周病による歯ぐきの後退
歯周病が進行すると歯ぐきが下がり、歯の根元が見えるようになります。
根元にはエナメル質がないため、刺激を受けやすく、知覚過敏を起こしやすくなります。
④ 酸性の飲食物
炭酸飲料やスポーツドリンク、レモンなどの酸っぱい食べ物を頻繁に摂ると、歯の表面が少しずつ溶ける「酸蝕症(さんしょくしょう)」になることがあります。
夏は水分補給の機会が増えるため、知らないうちに歯へ負担をかけている場合もあります。
知覚過敏は自分で改善できる?
軽い知覚過敏であれば、ご自宅でのケアで改善することもあります。
おすすめなのは、知覚過敏用の歯みがき粉を毎日使うことです。
継続して使用することで刺激を伝わりにくくし、症状が和らぐことがあります。
また、
・力を入れずに優しく磨く
・やわらかめの歯ブラシを選ぶ
・冷たいものを一気に口へ入れない
・酸性飲料をダラダラ飲まない
といった生活習慣も大切です。
「しみる=知覚過敏」とは限りません
実は、歯がしみる原因は知覚過敏だけではありません。
・虫歯
・歯のヒビ
・詰め物や被せ物の不具合
・歯周病
・神経の炎症
などが原因になっていることもあります。
特に、
- 何もしなくても痛む
- 温かいものでもしみる
- 痛みが長く続く
- 噛むと痛い
このような症状がある場合は、早めの受診をおすすめします。
歯科医院でできる治療
歯科医院では、原因に合わせてさまざまな治療を行います。
例えば、
・知覚過敏を抑える薬の塗布
・歯の根元を保護する処置
・歯ぎしり対策のマウスピース
・虫歯や歯周病の治療
など、症状に合わせた方法をご提案します。
「しみるから仕方ない」と我慢せず、お気軽にご相談ください。
まとめ
夏は冷たい食べ物や飲み物がおいしい季節です。
だからこそ、「アイスを食べるたびに歯がしみる」「冷たい飲み物が飲みにくい」と感じている方は、そのサインを見逃さないことが大切です。
知覚過敏は早めに原因を知り、適切なケアを行うことで改善が期待できます。
「少し気になるな」という段階でも構いません。
この夏も、おいしくアイスを楽しみながら健康なお口で過ごせるよう、気になる症状がありましたらお気軽に当院までご相談ください。









