blog歯磨き粉のフッ素濃度見たことありますか?
2025.12.15
よしの歯科クリニックです🦷

毎日何気なく使っている歯磨き粉ですが、「フッ素濃度」を意識して選んでいる方は意外と少ないのではないでしょうか。
「子ども用と大人用は何が違うの?」「フッ素は多い方がいいの?」といった疑問をもつ保護者の方も多くいらっしゃいます。
今回は、歯磨き粉に含まれるフッ素濃度の違いと、年齢に合った歯磨き粉の選び方について
わかりやすく解説します!
フッ素の役割とは?
フッ素の役割には、主に3つの働きがあります。
1つ目は、歯を強くする働きです。
フッ素は歯の表面のエナメル質を強化し、酸に溶けにくい丈夫な歯を作ります。
2つ目は、初期むし歯を修復する働きです。
溶けかけた歯の表面を再石灰化し、むし歯の進行を防ぎます。
3つ目は、むし歯の働きを弱める効果です。
むし歯菌が酸を作り出すのを抑え、むし歯リスクを下げてくれます。
このように、フッ素は大人にも子どもにも欠かせない成分です。
歯磨き粉のフッ素濃度はどのくらいなのでしょうか?
歯磨き粉に含まれるフッ素濃度は“ppm(パーツ・パー・ミリオン)”という単位で表示されています。
日本で市販されている歯磨き粉には、年齢に応じて推奨されるフッ素濃度が異なります。
子ども用歯磨き粉のフッ素濃度
子どもはうがいが上手にできなかったり、歯磨き粉を飲み込んでしまう可能性があるため、
年齢ごとに適切なフッ素濃度が定められています。
・歯が生え始め~2歳頃
フッ素濃度:500ppm以下
使用量:米粒程度
・3~5歳
フッ素濃度:500~1,000ppm
使用量:グリーンピース程度
・6歳以上
フッ素濃度:1,000ppm以上
使用量:歯ブラシ全体にのせる程度
子ども用歯磨き粉には、フッ素濃度が控えめで、味も甘く刺激が少ないものが特徴です。
大人用歯磨き粉のフッ素濃度
大人用の歯磨き粉は、1,450ppmの高濃度フッ素が配合されているものが一般的です。
これは日本で認められている最大濃度で、むし歯の予防効果が高いとされています。
特に、
・むし歯になりやすい方
・歯周病が気になる方
・被せ物や詰め物が多い方
には、高濃度フッ素入りの歯磨き粉がおすすめです。
では、子どもに大人用歯磨き粉を使ってもよいのでしょうか
6歳以上で、うがいがしっかりできるようであれば、
大人用の1,450ppmフッ素入り歯磨き粉を使用しても問題ありません。
ただし、使用量を守り、磨いた後は軽く1回だけゆすぐのがポイントです。
一方、まだうがいが不十分な年齢では、無理に高濃度フッ素を使う必要はありません。
年齢に合ったものを選びましょう。
フッ素をしっかり効かせる磨き方のコツ
せっかくフッ素入りの歯磨き粉を使うなら、効果的な使い方も大切です。
・歯磨き後のうがいは少量の水で1回だけ
・就寝前は特に丁寧に磨く
・歯磨き後30分は飲食を控える。
これだけでも、フッ素の効果を最大限に生かすことができます。
歯磨き粉は「何となく」選ぶのではなく、年齢やお口の状態に合ったフッ素濃度を選ぶことが大切です。
特に子どもの歯は成長途中でむし歯になりやすいため、正しいフッ素ケアが将来の歯の健康に繋がります。
✨歯科医院でのフッ素ケアも大切です。
ご家庭での歯磨きに加えて、歯科医院で行うフッ素ケアもむし歯予防にはとても効果的です。
歯科医院では、市販の歯磨き粉よりも高濃度のフッ素を歯に直接塗布することができ、
歯質をより強くすることが期待できます。
特に、むし歯になりやすいお子さんや、乳歯・生えたばかりの永久歯は歯が柔らかく、
むし歯の進行も早いため、定期的なフッ素塗布が有効です。
また、大人の方でも、むし歯の再発防止や根元のむし歯対策としてフッ素ケアはおすすめです。
フッ素は「塗れば終わり」ではなく、毎日の歯磨きと定期的な歯科受診を組み合わせることで
より高い予防効果を発揮します。
歯磨き粉の選び方やフッ素の使い方に不安がある場合は、お口の状態に合わせたケア方法を
歯科医院でご相談ください😌









